研究会とは NPO法人 デンマークの食と暮らしの研究所 が運営する一般の方が参加できる集いの場です。
高い福祉を実現させ、環境を重視した政策や生活を実現していることで世界的にも注目を集めているデンマーク。なかでも、人々の暮らしは、素朴でありながらも、しっかりと地に足のついた気質がベースにあります。それを象徴するのが、食生活であり、人々は種類こそ豊富ではありませんが、自国で産する豚肉そして乳製品がいつでも食卓の中心にあります。
デンマークにおける食料生産についてみると、生産者組合が生産から消費(畜舎から食卓)までを一貫して品質管理をしており行政機関との連携も優れたものがあります。同時に消費者と生産者たちとの強い信頼関係が築かれている事にも驚かされます。このようなデンマークにおける食料生産のありようや生産から消費の場への実際の流れを見てみよう、勉強してみようと2001年、デンマーク農業理事会日本事務所が「食と暮らしのフォーラム
in Denmark」という視察研究会を開催しました。
毎年数十名の方々が本フォーラムに参加し、デンマークの食料生産のみならずホームステイを通し、人々の暮らしや美しい風景に接し文化を学んでいます。
「デンマークの食と暮らし研究会」はこのようなフォーラムの開催、運営はもちろん様々な機会でデンマークを訪れた方、まだ行ったことはないけれどもデンマークに興味をお持ちの方々の集いの場としてデンマークを核としたネットワークづくりをしていきたいと思っています。デンマークで得た知識や体験を持ち寄り蓄積し、また情報を発信していくことも考えています。
デンマークは決して良いことばかりの国ではありません。良いこと、悪いことをオープンに話し合いまた、我々にも何かフィードバックできる機会をもつことができれば幸いに思います。
デンマークを良く知る方、興味のある方、是非この会の趣旨にご賛同いただき会へのご参加をお願いいたします。
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